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飯田機械産業 ICT施工体験センター

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【杭ナビショベルでの小規模土工事】道路改良工事_神奈川県

2022.10.30

2022年8月より神奈川県にて、道路改良工事での現場にて、ICT施工初体験のお客様に弊社の杭ナビショベル及び杭ナビをレンタルしていただきました!

杭ナビショベルは、測量機からレーザーを飛ばして、重機の屋根に設置したプリズムの位置を捉えることで、重機の現在位置やバケット位置を把握するシステムです。その為、ブームの動きで測量機からのレーザーを遮ってしまい、プリズムをロストしないように注意する必要があります。(ロストしても再度測量機が自動的にプリズムを探して捉えますが、時々捉えにくくなることがあります)

今回の現場は、道路の幅があまり広く無いため、いかにプリズムのロストをする回数が少なく施工できるか、また測量機を舗装の上に設置せざる得ない事が多く、車の往来による振動で測量機の位置がずれることがあり、どこに杭ナビショベルの測量機を設置するのが最良かを模索しなからの施工となりました。

また設計図と現況の違いがとても大きく、どこが違うかの確認に快測ナビ+杭ナビが活躍し、お客様に喜んでいただけました。

杭ナビショベルに関しては、オペの方が初めてタブレットを見ながらの施工だった為、非常にやりにくく、使用手順やタブレットに慣れていただくことに苦労されていましたが、途中から効率よく作業していただけたようです。

ただ真夏だったこともあり、タブレットが熱を持ちやすくなってしまう点は改良の余地があるように感じました。

また杭ナビショベルは現在、超小旋回バックホーには対応しておりません。

その為、オフセットしての掘削に対しての正確な位置がタブレットに表示されません。正確な位置を把握していただくためにはオフセットを「ゼロ」にしてからバケットを確認したい位置へ持っていっていただく必要があります。 その点は取付時の工夫とお客様の使用方法にてカバーしていただきました。

杭ナビショベル取付重機 0.2㎥超小旋回バックホー コベルコ SK50UR-5

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